接続箱(接続ユニット)
接続箱は、太陽光パネルの複数の直列ブロックから来たケーブルを、逆流防止ダイオードを介して並列接続し、1組にまとめる機器。
仮に24枚の太陽光パネルを屋根南面に設置し、1ブロック8枚として3ブロックで構成する場合、
3ブロックからそれぞれプラスとマイナスのケーブル合計6本・3回路が接続箱につながれ、
1つの電線としてパワーコンディショナーに接続します。
接続箱は、太陽光パネルからの配線を接続するための端子のほか、保守点検で使用するスイッチや避雷器のほか、逆流防止の部品(逆流防止ダード)を内蔵します。
シャープや三菱電機などは、接続箱機能を持つパワーコンディショナー(一体型)も発売しています。
太陽光パネルからの多数のケーブルを室内に引き込むことを避けるため、接続箱は屋外に設置されることが多く、(内部の回路構成は単純だが)侵食防止のため、屋外設置の場合は外箱で保護します。